专利摘要:
本発明は、試験管のラベリング及び準備装置に関する。一つ以上の貯蔵部には、試験管セットが搭載された一つ以上のパレットが所定位置に配置される。一つ以上の移送部は、貯蔵部の上部に配置され、試験管のうち一つをクランピングし又はクランピング解除する。ラベリング部は、移送部の下部に配置され、移送部から移送された試験管を受容し、試験管に収容されたサンプルの関連情報が記録されたラベルを試験管の外周に貼付する。排出部は、ラベリング部の下部に配置され、試験管を外部へ排出する。制御部は、移送部、ラベリング部及び排出部の駆動部を制御する。
公开号:JP2011514867A
申请号:JP2010523943
申请日:2008-08-29
公开日:2011-05-12
发明作者:カン,ジョン−フン;キム,ソン−リム;ジュー,ジン−サム;パク,チャン−スン;リー,カン−ヒ
申请人:エナジウム カンパニー リミテッド;ジヌス カンパニー リミテッド;
IPC主号:B65C3-16
专利说明:

[0001] 本発明は、一般的に、研究所、病院、実験室などで試験管を使用する前に、試験管をラベリング及び準備する装置に関し、特に、予め設定した値に応じて採血用試験管セットから試験管を順次に移送させた後、試験管の中に収容されたサンプルに関する情報が記録されたラベルを貼付する試験管のラベリング及び準備装置に関する。]
背景技術

[0002] 臨床実験、生化学調査などの目的で、血液、動物、植物及び化学物のサンプルを収容するための試験管は、受診者又は対象物からサンプルを試験管に収容する前に受診者又は対象物に関する情報を一つ一つ手作業で直接記録することで、サンプルを試験管に盛った後、作業者の不注意で試験管を取り違える重大な間違いを防止している。]
[0003] 一方、受診者の採血に使われる試験管の種別は、採血量、調査形態などによって異なる。総合病院、研究所、実験室などで、多種・多数の試験管を検査する時、ほぼ100〜200個の同種の試験管が搭載されたパレットを利用することで、採血試験管の低温保管のための移動性を改善している。]
[0004] しかしながら、このような多種・多数の試験管に情報を記録するためには、相当な時間と能力を要する。また、このような作業を繰り返すれば、関連情報が呉記入される場合も頻繁に発生する。]
[0005] 最近、血液などのサンプルを試験管に収容する前、試験管セットから必要な試験管を選択し、選択された試験管の表面に患者、対象物に関する文字又はバーコードのような情報が記録されたラベルを貼付する自動式試験管準備装置も使われている。しかしながら、このような従来の試験管準備装置を使用した場合、作業者は、多数の試験管を一つ一つ区別した後、試験管準備装置に搭載しなければならない。また、移送装置及びラベリング装置は、多種の試験管を処理するために柔軟性を持たなければならない。一方、グリッパーが設置された移送装置は、機械的構造が複雑で、大きいだけでなく、相当な製作費と設置費を要する。結局、従来技術の試験管準備装置は、大規模の病院、研究所など、多種・多数の試験管を扱う場所に限って使われる問題点がある。]
発明が解決しようとする課題

[0006] 本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するため工夫したものであり、本発明に従った実施形態は、病院、研究所、化学室などで使われる試験管が搭載されたパレットから試験管をクランプ及び移送させ、落下式に移送された当該試験管に順次にラベルを貼付する試験管のラベリング及び準備装置を提供する。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明の実施形態に従った試験管のラベリング及び準備装置は、
種類別の試験管セットが直立に搭載された一つ以上のパレットが所定位置に配置された一つ以上の貯蔵部;
前記貯蔵部の上部に配置され、前記パレットと平行なX-Y平面上移動と前記パレットに垂直なZ軸上移動によって、試験管のうち一つをクランピングし又はクランピング解除する一つ以上の移送部;
前記移送部の下部に配置され、移送部から移送された試験管を受容し、試験管に収容されたサンプルの関連情報が予め記録されたラベルを前記試験管の外周に貼付するラベリング部;
前記ラベリング部の下部に配置され、ラベリング部から落下移送されラベルが貼付された試験管を外部へ排出する排出部;及び
前記貯蔵部に配置された試験管のうち特定種類の一つを予め設定し、前記移送部、ラベリング部及び排出部の駆動部を制御する制御部;を含む。]
[0008] 本発明の更に他の実施形態によると、試験管のラベリング及び準備装置は、前記移送部とラベリング部との間に、試験管を案内する落下移動通路をさらに含む。]
[0009] 本発明の他の実施形態によると、前記移送部は、下部に配置された貯蔵部のX軸方向の長さに相当するX軸方向の長さを有し、相互平行に離間して配置された一対のX軸フレームと、前記X軸フレームの両端に結合され、X軸ベルトを介してX軸ベルトと連動する駆動軸及び被動軸と、駆動軸に出力端が結合された第1駆動モーターとを含むX軸駆動部;前記X軸ベルトに固定されX軸方向へX軸ベルトと連動し、下部に配置された貯蔵部のY方向の幅に相当するY方向の幅を有するY軸フレームと、前記Y軸フレームの両端に結合され、Y軸ベルトを介してY軸ベルトと連動する駆動プーリー及び被動プーリーと、駆動プーリーに出力端が結合された第2駆動モーターとを含むY軸駆動部;及び前記Y軸ベルトに固定され、X-Y平面上を移動するフレームと、前記フレームに設けられ、下部に配置された貯蔵部に対して上下移動するグリッパー本体と、前記フレーム内でグリッパー本体を上下移動させる第3駆動モーターと、前記グリッパー本体の上下移動と連動して試験管をクランピングし又はクランピング解除するクランピング手段とを含むZ軸グリッパー;を含む。]
[0010] 本発明の更に他の実施形態によると、前記グリッパー本体は、前記第3駆動モーターの出力端に結合され、上下移動する移動ブロックと、前記移動ブロックの一側に固定された固定フィンガーと、前記固定フィンガーに対向し、移動ブロックの他側に固定され、固定フィンガーに対して移動することで前記クランピング手段と連動して試験管をクランピングし又はクランピング解除する移動フィンガーとを含む。]
[0011] 本発明の他の実施形態によると、前記クランピング手段は、フレーム一側の固定ベースに設けられ、上部に配置された前記移動ブロックを向けて突出した傾斜面を有する傾斜ガイドと;中央部がヒンジ軸によって移動ブロックに結合され、一側が前記移動フィンガーに固定され、他側の端部に、前記移動ブロックの下降移動がほぼ完了した時、前記傾斜ガイドの傾斜面によって支持されるスライド端が設けられた回転片と;及び前記移動ブロックから回転片の外周の一側を弾性支持し、前記移動フィンガーを固定フィンガーに加圧する加圧ばね;を含む。]
[0012] 本発明の他の実施形態によると、前記ラベリング部は、フレームと;前記フレーム中央上部に配置され、前記移送部から解除され移送された試験管を受容する入口と、下部に配置された排出部に向かう出口と、前記ラベリング部の外部に配置されたラベル供給及び記録手段からラベルが供給される供給溝とを有する停止空間と;前記停止空間の一側に配置され、試験管回転モーターの駆動によって前記停止空間に収容された試験管の周縁の回りで回転される回転ローラーと;前記停止空間の他側に配置され、停止空間に収容された試験管と回転ローラーとの間に挿入されたラベルとを加圧し、回転ローラーに試験管とラベルを密着させる密着ローラー;及び前記停止空間の出口の下部に配置され、試験管の下端を支持して試験管を停止させるか、あるいは、前記停止空間の出口を開放して下部に配置された排出部に試験管を移動させる開閉用カムを含む。]
[0013] 本発明の更に他の実施形態によると、前記密着ローラーは、前記フレームに固定され停止空間から密着ローラーに対向する回転ローラーに垂直にロードを移動させる密着モーターの前方、かつ、弾性部材を介して前記ラベル密着モーターのロードの端部に支持された移動ブラケットの前に設けられる。]
[0014] 本発明の更に他の実施形態によると、前記移動ブラケットには、二つの密着ローラーが設けられ、前記停止空間に収容された試験管の外周を前記回転ローラーと共に3点で支持する。]
[0015] 本発明の更に他の実施形態によると、前記開閉用カムは、カム回転モーターに結合され、前記停止空間の出口の回りに垂直に配置された回転軸; 及び開閉用カムから二つの半径端部を有する弧形領域が切り出された開放溝を含み、前記開閉用カムは、前記回転軸を中心に回転し、前記停止空間の出口の直径に相当する半径を有する。]
[0016] 本発明の他の実施形態によると、前記開閉用カムは、前記停止空間に収容された試験管の外周に貼付されるラベルの位置を調節するラベリング高さ調節手段をさらに含む。]
[0017] 本発明の更に他の実施形態によると、前記ラベリング高さ調節手段は、カム回転モーターに結合され、前記停止空間の出口の回りに垂直に配置された回転軸と;及び開閉用カムから二つの半径端部を有する弧形領域が切り出された開放溝を含み、前記ラベリング高さ調節手段は、前記回転軸を中心に回転し、前記停止空間の出口の直径に相当する半径を有し、切り出された二つの半径端部の間に高さの差を有し、一方の半径端部から他方の半径端部まで伸びる傾斜面を含む。]
発明の効果

[0018] 本発明の実施形態に従った試験管のラベリング及び準備装置は、多種・多数の試験管が搭載されたパレットを直接に受容することで、試験管を一つ一つ区別して搭載する準備作業を単純化することができる。]
[0019] また、本発明の実施形態に従った試験管のラベリング及び準備装置は、設置場所を考慮して水平又は垂直方向へ貯蔵部と移送部とを選択的に配置することで、設置場所に応じる柔軟性を有する。]
[0020] また、本発明の実施形態に従った試験管のラベリング及び準備装置は、貯蔵部から選択された一つの試験管を落下式に移動させ、全体構造を簡素化することで、製作費及び設置費を減らすことができ、管理の利便性を有する。]
[0021] 更に、多種の試験管の移送とラベリング作業に多様性を与え、品質も向上する。]
図面の簡単な説明

[0022] 本発明の例示的な実施形態に従った試験管のラベリング及び準備装置の構造を示す斜視図である。
試験管のラベリング及び準備装置を示す側面図である。
移送部の構造を示す斜視図である。
Z軸グリッパーの詳細な構造を示す斜視図である。
試験管がZ軸グリッパーによってクランピングされた時点を示す概略側面図を示す。
Z軸グリッパーによってクランピングされた試験管が上げられる動作を示す概略側面図である。
図5の切断線A−Aにおける概略断面図である。
図6の切断線A−Aにおける概略断面図である。
本発明の例示的な実施形態に従ったラベリング及び準備装置において落下移動通路を示す部分側面図である。
代表的なラベル供給及び記録手段を示す図である。
本発明の実施形態に従ったラベリング部の構造を示す側面図である。
図11の切断線B−Bにおける断面図である。
本発明の実施形態に従ったラベリング部を示す分解斜視図である。
本発明の実施形態に従ったラベリング部の動作を示す概略平面図である。
本発明の実施形態に従ったラベリング部の動作を示す概略平面図である。
本発明の実施形態に従ったラベリング部の動作を示す概略平面図である。
ラベリング部の開閉用カムの構造を示す図である。
ラベリング部の開閉用カムの構造を示す図である。] 図11 図5 図6
実施例

[0023] 本発明の実施形態に従った試験管のラベリング及び準備装置に使われる試験管に収容される対象物は、病院で使われる受診者(例えば、患者)の血液、研究所や化学実験室で使われる動物、植物及び化学物のサンプル等のように様々である。しかしながら、以下、患者の血液がサンプルとして収容された試験管の準備過程を一番望ましい実施形態として挙げ、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。]
[0024] 図1は、本発明の例示的な実施形態に従った多種の血液を収容するための試験管のラベリング及び準備装置の構造を示す斜視図である。図2は、多種の血液を収容するための試験管のラベリング及び準備装置を示す側面図である。図1及び図2を参照すれば、本発明の例示的な実施例に従った多種の血液を収容するための試験管のラベリング及び準備装置は、貯蔵部1、1"、移送部2、2"、ラベリング部4及び排出部5を有し、ボックス型ハウジング(図示せず)の内部に設けられる。] 図1 図2
[0025] ラベリング及び準備装置は、制御部(図示せず)をさらに含み、この制御部は、調査目的、調査方法、小人、大人などの様々な変数に基づき、多種の試験管のうち、該当患者に必要な試験管を選択するように予め設定され、上記各部の駆動を制御する。]
[0026] 貯蔵部1、1"は、試験管のラベリング及び準備装置の上側のX−Y平面上に配置され、試験管sのセットを搭載したパレットPが配置・固定された一つ以上の搭載テーブル11を有する。パレットPは、試験管sが挿入される多数の搭載溝を有する。]
[0027] 図示したように、本発明の一実施形態では、4種別の試験管セットSがそれぞれのパレットPに搭載され、パレットPが搭載テーブル11の所定位置に搭載される。]
[0028] つまり、各貯蔵部1、1"に設けられた搭載テーブル11は、よく使われる試験管sの種別のパレットPに応じて製作され、後述するように、移送部2、2"を利用して試験管をクランピングする時、所定位置にあるパレットPの位置が変わらないように設計する。]
[0029] 各種別のパレットPが配置された搭載テーブル11の位置情報、搭載テーブル11に配置される試験管sの大きさ(直径)、高さ(長さ)、搭載されるパレットPの総個数などを制御部(図示せず)に予め設定する。]
[0030] 更に、図示したように、貯蔵部1、1"の搭載テーブル11は、一般的に100〜120個の試験管セットSが搭載されたパレットPをX−Y平面上に多数設けることができる。また、搭載テーブル11は、垂直方向に2列以上配置されることができる。また、後述する移送部2、2"は、上記の垂直方向に配置された貯蔵部1、1"に相当するように配置される。以下、移送部2、2"に関して説明するにおいて、構造の明確な理解のため、貯蔵部1、1"のうち一つに相当する移送部2、2"のうち一つについて説明する。]
[0031] 図3は、移送部の構造を示す斜視図である。図3を参照すれば、移送部2は、貯蔵部1の上部に配置され、その出力端(グリッパー)のX-Y平面上の駆動領域と、下部に配置された貯蔵部1を向けるZ軸方向の駆動領域を有する。一般的に、移送部2は、下部に配置された貯蔵部1と平行なX軸方向へ前後移動するX軸駆動部20と;X軸駆動部20の出力部に結合され、貯蔵部1のY軸方向へ左右移動するY軸駆動部30;及び、Y軸駆動部30の出力部に結合され、貯蔵部1を向けてZ軸方向へ上下移動するZ軸グリッパー40を含む。] 図3
[0032] より詳細に、X軸駆動部20は、下部に配置された貯蔵部1のX軸方向の長さに相当するX軸方向の長さを有し、相互平行に離間して配置された一対のX軸フレーム23、23'と;一対のX軸フレーム23、23'の両端にそれぞれ結合され、X軸ベルト24、24'を介して連動する駆動軸22と被動軸25;及び、駆動軸22にその出力端が結合され、制御部から受信された動作信号によって正・逆方向へ駆動する第1駆動モーター21を含む。まだ説明していない図面符号のうち、211は、制御部に連結された第1又はX軸駆動モーター21用エンコーダ、22a、22a'は、動力伝達部材であるX軸ベルト24,24'が回りに巻かれた駆動軸22の駆動プーリー、25a、25a'は、動力伝達部材であるX軸ベルト24、24'が回りに巻かれた被動軸25の被動プーリーである。]
[0033] また、Y軸駆動部30は、X軸ベルト24、24'に固定されX軸方向へX軸ベルトと連動し、下部に配置された貯蔵部1のY方向の幅に相当するY方向の幅を有するY軸フレーム33と;Y軸フレーム33の両端に結合され、Y軸ベルト34を介してY軸ベルト34と連動する駆動プーリー32と被動プーリー35;及び、制御部から受信された動作信号によって駆動プーリー32を正・逆方向へ駆動する第2駆動モーター31を含む。]
[0034] Z軸グリッパー40は、フレーム42を含み、フレーム42の上端がY軸ベルト34に固定され、X軸及びY軸駆動部20,30によってX−Y平面上を移動する。]
[0035] 図4は、Z軸グリッパーの詳細な構造を示す斜視図である。図3及び図4を参照すれば、Z軸グリッパー40は、Y軸駆動部30のY軸ベルト34に固定され、X軸及びY軸駆動部20,30によってX-Y平面上を移動するフレーム42と;フレーム42内に設けられ、下部に配置された貯蔵部1に対して上下移動するグリッパー本体45と;フレーム42内でグリッパー本体45を上下移動させる第3駆動モーター41を含む。] 図3 図4
[0036] Z軸グリッパー40は、貯蔵部1に配置された試験管セットSのうち対象試験管sを上下移動させ、また、X-Y平面上を移動することで、その出力端であるグリッパーによって試験管sをクランピングする。]
[0037] 図5は,試験管がZ軸グリッパーによってクランピングされた時の概略側面図、図6は、Z軸グリッパーによって試験管がクランピングされた後、上げられる動作を示す概略側面図である。図7は、図5の切断線A−Aにおける概略断面図、図8は、図6の切断線A−Aにおける概略断面図である。] 図5 図6 図7 図8
[0038] 図4乃至8を参照すれば、フレーム42は、設置空間と上下移動空間を有し、フレーム42の上部中央に固定された第3駆動モーター41の動作によって、その出力端であるスクリュー411が上記の空間内で上下移動し、スクリュー411の一端に設けられたグリッパー本体45がスクリュー411と連動して上下移動する。] 図4
[0039] 垂直方向又はZ軸方向へクリュー411と連動してグリッパー本体45が上下移動する範囲は、貯蔵部1上のパレットPに下端が挿入された試験管sが、パレットPから上部へ上げられる時、移送部2のX-Y平面上の移動に妨害にならない高さならよい。また、グリッパー本体45が上下移動する最上端点と最下端点とに設けられ、Z軸駆動領域をセンシングする上限と下限センサー40H,40L及び、貯蔵部1上のパレットPにあるクランピングされた試験管sの搭載有無を確認できる試験管感知センサーを設けることが望ましい。これらのセンサーが感知した値は、制御部によって移送部2の駆動性能を改善することができ、各駆動部20,30,40がより効率的に移動及びクランピング動作を行うことができる。]
[0040] また、グリッパー本体45は、第3駆動モーター41の駆動と共に上下移動し、スクリュー411の下端に結合された移動ブロック451と;移動ブロック451の一側に固定された固定フィンガー452と;固定フィンガー452の回りにクランピング手段50に結合され、固定フィンガー452に対して移動することで、クランピング手段50と連動して、試験管sをクランピングし又はクランピング解除する移動フィンガー453;を含む。]
[0041] 移動ブロック451を安定的に上下移動させるため、一つ以上のガイド棒422がフレーム42上にさらに設けられることが望ましい。]
[0042] 更に、クランピング手段50は、フレーム42の下端に一体に固定された固定ベース421に設けられ、上部へ突出してその一部に傾斜面511を有する傾斜ガイド51と;その中央部がヒンジ52c軸によって移動ブロック451に結合された回転片52と;移動ブロック451の一側に挿入され、回転片52の外周の一側に設けられた加圧部52bを弾性加圧する加圧ばね53;を含む。ここで、ヒンジ52c軸を中心に、回転片52の一側には、移動フィンガー453が固定され、回転片52の他側の端部には、スライド端部52aが設けられ、傾斜ガイド51の傾斜面511によって支持される。]
[0043] このような構造を有するクランピング手段50は、移動ブロック451上に設けられた加圧ばね53によって、移動フィンガー453がヒンジ52c軸を中心に回動するクランピング力を有する。加圧ばね53によるクランピング力が解除された場合、移動ブロック451の下降移動と共に回転片52のスライド端部52aは、フレーム42の下部に固定配置された傾斜ガイド51の傾斜面511によって、反対方向へ加圧される。これによって、移動フィンガー453は、固定フィンガー452から遠く移動され、移動フィンガー453と固定フィンガー452との間にクランピングされた試験管sを離脱させるか、あるいは、試験管sをクランピングするため開放状態を維持する。]
[0044] 以下、図3、5乃至8を参照し、試験管sへのX-Y平面上の移動、試験管sに向かうZ軸上移動、及び試験管sのクランピングを具現する移送部2の動作について説明する。] 図3
[0045] まず、試験管の種別による試験管セットSが搭載されたパレットPを貯蔵部1の搭載テーブル11に搭載した後、制御部の動作信号によって移送部2が駆動され、制御部に予め設定した種別と順番に従って、試験管のクランピング及び移送動作が行われる。]
[0046] Z軸グリッパー40は、最初に、X-Y平面上の所定位置(基準位置)に維持される。この時、Z軸グリッパー40のグリッパー本体45が下降して傾斜ガイド51に支持され、加圧ばね53が圧縮された開放状態になる。]
[0047] 以後、制御部の信号によって第1駆動モーター21を駆動し、X軸フレーム23,23'上に設けられたX軸ベルト24,24'に沿って、Y軸フレーム33をクランピングされる試験管sを向けて移動させる。次に、第2駆動モーター31を駆動し、Y軸フレーム33上に設けられたY軸ベルト34に沿って、Z軸グリッパー40をY軸方向へ移動させ、クランピングされる試験管sは、Z軸グリッパー40の固定フィンガー452と移動フィンガー453との間に配置される。(図5及び図7参照)。] 図5 図7
[0048] 次に、Z軸グリッパー40の第3駆動モーター41を駆動し、出力軸であるスクリュー411を回転上昇させ、下端に位置されたグリッパー本体45を上昇させる。]
[0049] グリッパー本体45が上昇すると同時に、移動ブロック451に設けられた移動フィンガー453が固定された回転片52は、その端部に設けられたスライド端部52aが、傾斜ガイド51の傾斜面511に沿って上方へ案内される。これによって、回転片52の外周の一側に設けられた加圧部52bを加圧する加圧ばね53の膨脹度に応じ、移動フィンガー453は、ヒンジ52c軸を中心に回動し、固定フィンガー452を向けて移動する。よって、試験管sは、固定フィンガー452と移動フィンガー453との間でクランピングされる。(図6及び図8参照)
グリッパー本体45に試験管sがクランピングされた後、第3駆動モーター41は、グリッパー本体45を続いて上昇させ、クランピングされた試験管sをパレットPから上方へ離脱させる。] 図6 図8
[0050] 以後、Z軸グリッパー40が上昇移動した後、第2駆動モーター31と第1駆動モーター21は、逆方向へ再駆動し、Z軸グリッパー40は、初期のX-Y平面上の所定位置(基準位置)へ復帰する。]
[0051] 以後、Z軸グリッパー40は、試験管sをクラインピングしたまま所定位置(基準位置)へ復帰し、第3駆動モーター41を駆動し、グリッパー本体45を下降させる。下降移動中、移動ブロック451に設けられた回転片52のスライド端部52aは、下部に配置された傾斜ガイド51の傾斜面511に接触され、加圧ばね53を圧縮させ、回転片52がヒンジ52c軸を中心に逆方向へ回転する。回転片と連動する移動フィンガー453は、固定フィンガー452から遠く移動し、フィンガーの間でクランピングされた試験管sを離脱して落下させる。]
[0052] 移送部2は、制御部に予め設定した試験管sに対し、上述した一連の移送動作を順次に繰り返す。]
[0053] 一方、図1及び図2を再参照すれば、試験管sは、クランピングされ、移送部2によって基準位置に配置された後、グリッパー本体45から離脱・落下され、移送部2の下部に設けられたラベル取付部4に移送される。そのため、移送部2のグリッパー本体45と、移送部2の下部に設置されたラベル取付部4との間に、試験管sのための落下移動通路6が設けられる。] 図1 図2
[0054] 図9に図示したように、本発明の実施形態によると、落下移動通路6は、貯蔵部1,1"及び移送部2,2"の個数に相当する二つであり、垂直方向へ2ヶ所に設置された入口6a、6a"と、ラベル取付部4に試験管sを順次に案内する一つの出口6bとを有する。] 図9
[0055] 落下移動通路6の内面には、自重によっての出口6bを向けて落下する試験管の破損を防止するため、織物、プラスチックなどの弾性を有する可撓性材料を設けることが望ましい。]
[0056] 図11は、本発明の実施形態に従ったラベリング部の構造を示す側面図である。図12は、図11の切断線B−Bにおける断面図である。図13は、本発明の実施形態に従ったラベリング部を示す分解斜視図である。図14乃至図16は、本発明の実施形態に従ったラベリング部の動作を示す概略平面図である。本発明の実施形態によると、ラベリング部4は、ラベル記録手段によって受診者の必要な関連情報が記録されたラベルを該当試験管sの表面に貼付する。ラベリング部4は、移送部2,2"から落下する試験管sが通る落下移動通路6と排出部5との間に配置される。] 図11 図12 図13 図14 図16
[0057] まず、詳細に説明する前、図10を参照すれば、ラベリング部4の外部には、ラベル供給及び記録手段3が設けられ、続いてラベルを供給し、供給されたラベルに制御部によって予め設定した受診者情報を記録する。図1及び図2に示したように、ラベル供給及び記録手段3は、ラベルをラベリング部4の内部に供給し、貯蔵部1の下部に配置される。ラベル供給及び記録手段3を簡単に説明すれば、ラベル91a(記録前)が付いている給紙ロ−ル91と、給紙ロ−ル91から薄利された薄利紙92aを回収する薄利紙ロ−ル92を含む。この時、薄利紙ロ−ル92は、駆動ローラーの役割を果たし、給紙ロ−ル91と連動する。更に、ラベルがラベリング部4に供給される前に、制御部から順次に受信される受診者に関する情報を予め記録するため、記録手段95が、給紙ロ−ル91と薄利紙ロ−ル92との間に設けられる。受診者に関する情報が記録されたラベルLは、供給ローラー93,93'によってラベリング部4に供給される。ラベル供給及び記録手段3に関する具体的な構造は公知されているので、詳細な説明を省略する。] 図1 図10 図2
[0058] 図11、図14乃至16を参照すれば、ラベリング部4は、フレーム61と;フレーム61の中央上部と下部との間に設けられ、落下する試験管sを収容すると共に上部に配置された落下移動通路6の出口6bに対向する入口62aをフレーム61の中央上部に有し、フレーム61の中央下部に出口62bを有する貫通ホールのような停止空間62と;停止空間62の一側に位置し、停止空間62に収容された試験管sとの間にラベル供給及び記録手段30から挿入されたラベルに密着される回転ローラー63と;回転ローラー63の他側に位置し、停止空間62に収容された試験管sの外周を加圧し、回転ローラー63にラベルLと試験管sを密着させる密着ローラー64を含む。停止空間62の出口62bの下部には、試験管sが停止されラベルが貼付される時、試験管sの下端を支持する開閉用カム65が配置される。] 図11 図14
[0059] より詳細に、停止空間62は、入口62aから内部に落下式に収容された試験管sの直径より大きい空間を有し、様々な大きさの試験管sを収容する。停止空間62の入口62aは、上端が広くテーパーされ、落下移動通路6から落下する試験管sの落下移動を案内することが望ましい。更に、停止空間62の内部は、ラベリング部の外部に配置されたラベル供給及び記録手段3から供給されるラベルLを内部に収容する供給溝62cを有する。]
[0060] 回転ローラー63は、フレーム61に回転可能に設置され、その外周の少なくとも一部が停止空間62の内側へ突出するように配置され、試験管回転モーター631の動作によって回転する。この時。停止空間62の内部に突出する回転ローラー63の部分の上端がテーパーされ、落下する試験管sが上端にぶつかって破損される恐れを防止する。]
[0061] 密着ローラー64は、回転ローラー63に対向するように配置される。よって、密着ローラー64は、ラベルLを貼付する時、回転ローラー63を向けてラベルLが貼付される試験管sを加圧し、ラベルLの貼付に必要な圧力を提供する。更に、密着ローラー64は、ラベルを貼付する時、回転ローラー63と連動して試験管sの回転を案内する。図14乃至16に示したように、回転ローラー63には、試験管sの外周を密着させる二つの密着ローラー64を設け、回転ローラー63と共に回転する試験管sの外周を3点で支持することで、安定的に試験管sを回転させることが望ましい。] 図14
[0062] 密着ローラー64は、フレーム61に固定され、停止空間62を向けてロード642を延ばすラベル密着モーター641の前方、具体的に、弾性部材643を介してロード642の端部に支持された移動ブラケット644の前に設けられる。移動ブラケット644は、フレーム61に固定された案内ブラケット645によって案内され、停止空間62を向けて密着ローラー64と共に前後へ摺動する。]
[0063] 開閉用カム65は、フレーム61の下部に配置され、フレーム61の停止空間62の出口62bを開閉する。よって、開閉用カム65は、回転軸652に連結されたカム回転モーター651の動作による回転度によって、停止空間62の出口62bの開閉状態を維持する。より詳細に、開閉用カム65は、停止空間62に収容されラベルが貼付された試験管sの下端を支持し、停止空間62の出口62bを閉鎖状態に維持して、回転ローラー63及び密着ローラー64がラベル貼付動作を行うように駆動させるか、あるいは、停止空間62の出口62bを開放して、ラベルが貼付された試験管sを下部に配置された排出部5へ落下式に移送させる。]
[0064] 一方、図17は、本発明の他の実施形態に従った開閉用カムを示す概略平面図である。図11及び図17を参照すれば、本発明の他の実施形態に従った開閉用カム65−1は、カム回転モーターによって回転し、停止空間62の出口62bの回りに配置された回転軸652−1を含む。開閉用カム65−1は、回転軸652−1を中心に回転し、停止空間62の出口62bの直径に相当する半径を有し、開閉用カム65−1から二つの半径端部65a−1、65b-1を有する弧形領域が切り出された開放溝65c−1を有する。] 図11 図17
[0065] 本発明の他の実施形態に従った開閉用カム65は、カム回転モーターによる回転度に基づき停止空間62の出口62bを開閉する。よって、開閉用カム65−1は、停止空間62の出口62bの閉鎖状態で試験管sを支持して試験管sにラベルを貼付するか、あるいは、停止空間62の出口62bを開放してラベルが貼付された試験管sを下部に配置された排出部5へ落下式に移送させる。]
[0066] 図18は、本発明の他の実施形態に従った開閉用カムを示す概略図である。図11及び18を参照すれば、開閉用カム65は、前述したように、制御部に予め設定した値に基づき、多種の試験管セットSを収容する貯蔵部1,1"から移送された試験管sの大きさ(一般的に、採血用試験管は、調査形態及び患者によって異なる長さ(高さ)を有する)を鑑み、試験管sの外周に貼付されるラベルLの貼付位置を常に一定に維持するラベリング高さ調節手段70を含む。] 図11 図18
[0067] より詳細に、ラベリング高さ調節手段70は、カム回転モーター651によって回転され、出口62bの回りに配置された回転軸652を含む。開閉用カム65は、回転軸652を中心に回転し、停止空間62の出口62bの直径に相当する半径を有し、開閉用カム65から二つの半径端部65a、65bを有する弧形領域が切り出された開放溝65cを有する。ラベリング高さ調節手段70は、二つの半径端部65a、65bの間に高さの差を有し、一方の半径端部65aから他方の半径端部65bまで伸びる傾斜面65dを有する。]
[0068] 傾斜面65は、カム回転モーター651の回転度によって試験管sの下端を支持する時、高さの差を発生させる。これによって、停止空間62に収容されラベルが貼付される試験管sの高さや、大きさが異なる試験管sに貼付されるラベルの高さが等しくあるいは相違に調節する。]
[0069] 以下、前述した構造を有するラベリング部の動作を説明する。]
[0070] ラベリング部4の駆動部、つまり、試験管回転モーター631、ラベル密着モーター641、カム回転モーター651及びラベリング部4の外部に設けられたラベル供給及び記録手段3の駆動部(図示せず)は、まず制御部から動作信号を受信する。この時、記録手段95は、試験管sが貯蔵部1,1'から移送部2,2'を通してラベリング部4に移送される前、予め関連情報をラベルに記録する。試験管のラベリング及び準備装置の初期動作で、記録されたラベルが巻かれているラベル紙ロールの先端は、ラベリング部4の停止空間62に設けられた供給溝62cに挿入される。]
[0071] 更に、試験管sが停止空間62に進む前に、試験管回転モーター631に連結された回転ローラー63は、停止状態を維持し、ラベル密着モーター641は、その出力端であるロード642の収縮状態を維持し、カム回転モーター651に連結された開閉用カム65は、停止空間62の出口62bの閉鎖状態を維持する。]
[0072] この初期状態で、落下移動通路6の出口6bから落下した試験管sは、下部に配置されたラベリング部4の入口62aを通して停止空間62に収容され、試験管sの下部は、停止され開閉用カム65の下面によって支持される。]
[0073] この時、制御部から受信された受診者関連情報に係る試験管sの大きさ(長さ)に関連情報に応じ、カム回転モーターによって開閉用カム65の回転度が調節され、試験管sの下端を支持する開閉用カム65の傾斜面65dの高さが調節される。これによって、様々な試験管の外周に貼付されるラベルの貼付高さを等しくすることができる。よって、パレットPに均一に搭載された多数の試験管のうち、必要な試験管sを易しく捜すことができる。更に、搭載された試験管の美観も向上する。必要によって、開閉用カム65でラベルの貼付位置を任意に調節して使うことができることは当然である。]
[0074] また、図示していないが、停止空間62には、試験管sの有無を確認する試験管検出センサーが設けられる。試験管検出センサーによって、試験管sの収容有無が確認される。試験管sが収容された場合、制御部の信号によって、ラベル密着モーター641のロード642が伸び、ラベル密着モーターのロードと連動する密着ローラー64が停止空間62に収容された試験管sの外周を加圧し、これによって、密着ローラーに対向する回転ローラー63を向けてラベルLと試験管sを密着させる。]
[0075] 更に、ラベル密着モーター641の駆動条件は、該当試験管sの大きさ(直径)に応じて異にすることができる。しかしながら、所定の直径差を有する様々な試験管に対し同じ駆動条件が必要な場合であっても、本発明の実施形態に従った弾性部材643を利用した密着ローラー64の弾性支持手段によって、弾性部材643の弾性範囲以内で試験管sに過負担を与えることなく、ラベルLの貼付に必要な圧力を得ることができる。]
[0076] 密着ローラー64の加圧動作の完了後、回転ローラー63は、回転モーター631の動作によって回転し、これによって、試験管sが回転ローラーとの間に配置されたラベルLと共に回転する。よって、試験管sの外周にラベル(L)が貼付される。]
[0077] 密着ローラー64は、回転ローラー63と共に回転する試験管sの外周を3点で支持し、回転ローラーと連動して回転し、弾性部材643による支持力によってラベル貼付に必要な持続的な加圧力を提供する。]
[0078] このように、試験管sがラベルLの貼付するため十分に回転した後、回転ローラー63はまた停止する。以後、回転ローラーに対向する密着ローラー64は、ラベル密着モーター641のロード642を収縮させ、原位置へ復帰する。]
[0079] 以後、ラベルが貼付された試験管sは、カム回転モーター641の動作によって回転された開閉用カム64の開放溝65cを通して下部に配置された排出部5を向けて移送される。]
[0080] ラベルが貼付された試験管sが移送された後、カム回転モーター651は、制御部によって、予め設定した次の試験管sの種類を認識し、開閉用カム65を回転させ、閉鎖状態へ復帰する。]
[0081] ラベリング部4は、一つの試験管sに関して制御部に予め設定した値に応じて該当試験管sを移送する移送部2,2"と共に、予め設定した試験管sのリストに対して上述した一連のラベル貼付動作を順次に繰り返す。]
[0082] ラベルが貼付された後、ラベリング部4の停止空間62の出口62aを通して下方へ移送される試験管sは、ラベリング部4の下部に配置された排出部6に移動され、コンベヤーによってラベリング及び準備装置の外部に排出される。関連情報が記録されたラベルが貼付された試験管sは、必要な場所に移動される。]
[0083] 図2において、まだ説明していない図面符号81は、排出部5のコンベヤーを駆動させる駆動モーターである。] 図2
[0084] 以上、本発明について例示的な実施形態に基づいて説明したが、本発明の技術分野に属する通常の知識を有する者であれば、本発明の範囲及び要旨を外れずに種々の変形及び変更が可能であることは自明である。]
[0085] 1、1'貯蔵部
2,2'移送部
3ラベル供給及び記録手段
4ラベリング部
5 排出部
6落下移動通路
11パレット
20 X軸駆動部
30 Y軸駆動部
40 Z軸グリッパー
45グリッパー本体
50クランピング手段
63回転ローラー
64密着ローラー
65開閉用カム
70 ラベリング高さ調節手段
S試験管セット
s 試験管]
权利要求:

請求項1
種類別の試験管セットが直立に搭載された一つ以上のパレットが所定位置に配置された一つ以上の貯蔵部;前記貯蔵部の上部に配置され、前記パレットと平行なX-Y平面上移動と前記パレットに垂直なZ軸上移動によって、試験管のうち一つをクランピングし又はクランピング解除する一つ以上の移送部;前記移送部の下部に配置され、移送部から移送された試験管を受容し、試験管に収容されたサンプルの関連情報が予め記録されたラベルを前記試験管の外周に貼付するラベリング部;前記ラベリング部の下部に配置され、ラベリング部から落下移送されラベルが貼付された試験管を外部へ排出する排出部;及び前記貯蔵部に配置された試験管のうち特定種類の一つを予め設定し、前記移送部、ラベリング部及び排出部の駆動部を制御する制御部;を含む試験管のラベリング及び準備装置。
請求項2
前記移送部とラベリング部との間に、試験管を案内する落下移動通路をさらに含む請求項1記載の試験管のラベリング及び準備装置。
請求項3
前記移送部は、下部に配置された貯蔵部のX軸方向の長さに相当するX軸方向の長さを有し、相互平行に離間して配置された一対のX軸フレームと、前記X軸フレームの両端に結合され、X軸ベルトを介してX軸ベルトと連動する駆動軸及び被動軸と、駆動軸に出力端が結合された第1駆動モーターとを含むX軸駆動部;前記X軸ベルトに固定されX軸方向へX軸ベルトと連動し、下部に配置された貯蔵部のY方向の幅に相当するY方向の幅を有するY軸フレームと、前記Y軸フレームの両端に結合され、Y軸ベルトを介してY軸ベルトと連動する駆動プーリー及び被動プーリーと、駆動プーリーに出力端が結合された第2駆動モーターとを含むY軸駆動部;及び前記Y軸ベルトに固定され、X-Y平面上を移動するフレームと、前記フレームに設けられ、下部に配置された貯蔵部に対して上下移動するグリッパー本体と、前記フレーム内でグリッパー本体を上下移動させる第3駆動モーターと、前記グリッパー本体の上下移動と連動して試験管をクランピングし又はクランピング解除するクランピング手段とを含むZ軸グリッパー;を含む請求項1に記載の試験管のラベリング及び準備装置。
請求項4
前記グリッパー本体は、前記第3駆動モーターの出力端に結合され、上下移動する移動ブロックと、前記移動ブロックの一側に固定された固定フィンガーと、前記固定フィンガーに対向し、移動ブロックの他側に固定され、固定フィンガーに対して移動することで前記クランピング手段と連動して試験管をクランピングし又はクランピング解除する移動フィンガーとを含む請求項3に記載の試験管のラベリング及び準備装置。
請求項5
前記クランピング手段は、フレーム一側の固定ベースに設けられ、上部に配置された前記移動ブロックを向けて突出した傾斜面を有する傾斜ガイドと;中央部がヒンジ軸によって移動ブロックに結合され、一側が前記移動フィンガーに固定され、他側の端部に、前記移動ブロックの下降移動がほぼ完了した時、前記傾斜ガイドの傾斜面によって支持されるスライド端が設けられた回転片と;及び前記移動ブロックから回転片の外周の一側を弾性支持し、前記移動フィンガーを固定フィンガーに加圧する加圧ばね;を含む請求項3または請求項4に記載の試験管のラベリング及び準備装置。
請求項6
前記ラベリング部は、フレームと;前記フレーム中央上部に配置され、前記移送部から解除され移送された試験管を受容する入口と、下部に配置された排出部を向かう出口と、前記ラベリング部の外部に配置されたラベル供給及び記録手段からラベルが供給される供給溝とを有する停止空間と;前記停止空間の一側に配置され、試験管回転モーターの駆動によって前記停止空間に収容された試験管の周縁の回りで回転される回転ローラーと; 前記停止空間の他側に配置され、停止空間に収容された試験管と回転ローラーとの間に挿入されたラベルとを加圧し、回転ローラーに試験管とラベルを密着させる密着ローラー;及び前記停止空間の出口の下部に配置され、試験管の下端を支持して試験管を停止させるか、あるいは、前記停止空間の出口を開放して下部に配置された排出部に試験管を移動させる開閉用カムを含む請求項1に記載の試験管のラベリング及び準備装置。
請求項7
前記密着ローラーは、前記フレームに固定され停止空間から密着ローラーに対向する回転ローラーに垂直にロードを移動させる密着モーターの前方、かつ、弾性部材を介して前記ラベル密着モーターのロードの端部に支持された移動ブラケットの前に設けられる請求項6に記載の試験管のラベリング及び準備装置。
請求項8
前記移動ブラケットには、二つの密着ローラーが設けられ、前記停止空間に収容された試験管の外周を前記回転ローラーと共に3点で支持する請求項6または請求項7に記載の試験管のラベリング及び準備装置。
請求項9
前記開閉用カムは、カム回転モーターに結合され、前記停止空間の出口の回りに垂直に配置された回転軸; 及び開閉用カムから二つの半径端部を有する弧形領域が切り出された開放溝を含み、前記開閉用カムは、前記回転軸を中心に回転し、前記停止空間の出口の直径に相当する半径を有する請求項6に記載の試験管のラベリング及び準備装置。
請求項10
前記開閉用カムは、前記停止空間に収容された試験管の外周に貼付されるラベルの位置を調節するラベリング高さ調節手段をさらに含む請求項6に記載の試験管のラベリング及び準備装置。
請求項11
前記ラベリング高さ調節手段は、カム回転モーターに結合され、前記停止空間の出口の回りに垂直に配置された回転軸と;及び開閉用カムから二つの半径端部を有する弧形領域が切り出された開放溝を含み、前記ラベリング高さ調節手段は、前記回転軸を中心に回転し、前記停止空間の出口の直径に相当する半径を有し、切り出された二つの半径端部の間に高さの差を有し、一方の半径端部から他方の半径端部まで伸びる傾斜面を含む請求項10に記載の試験管のラベリング及び準備装置。
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